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建設業向け奉行ソリューション/オービックオフィスオートメーション
 
工事原価管理と会計管理を両立させる「建設業会計システム」
建設会計システム「勘定奉行i10[建設業編]」は、会計業務はもちろん工事情報管理、工事原価管理、労務費管理、経営事項審査シミュレーションなど、建設業特有の会計業務に特化した成長性の高いパッケージシステムです。
正確な工事別採算性の把握を支援する建設業会計ソフトの決定版です。
勘定奉行<i>i</i>10[建設業編]3つのコンセプト

『勘定奉行i10[建設業編]』は、3つのコンセプトに基づき機能を強化しています。建設業特有の管理項目を搭載し、工事原価管理の強化、会計管理強化など<工事原価管理>と<会計管理>を両立させるための機能が充実しています。
また、会計データを正確に保つためのセキュリティ機能も豊富なため、お客様に満足かつ安心してご利用いただけるシステムです。
勘定奉行<i>i</i>10建設業編3つのコンセプト
建設業特有の管理
工事・工種・取引先(業者)・発注者 のマスター管理を実現。
また、労務費管理、経営事項審査、支払管理、入金管理などの業務や、工事進行基準にも対応し、建設業特有の会計業務をトータルにサポートします。
工事原価管理の強化
企業独自の原価管理体系を自由に設計することが可能。
さらに、レイアウト変更機能を搭載した工事台帳を実装しており、独自の工事台帳出力を実現。無駄な原価の削減や、不採算工事の改善を強力にサポートします。
会計管理強化
部門・取引先(業者)などの「定型的な視点」における分析精度の向上、さらには「企業独自の視点」での会計データ分析が可能な機能を搭載することで、問題点・傾向の早期把握からスピードある経営意思決定を実現します。



勘定奉行i10[建設業編]のシステム概要

勘定奉行i10[建設業編]は、標準的な財務会計業務に加え、工事別の原価管理を実現しています。工事情報の管理や、工事別予算実績管理、豊富な工事原価管理帳票の出力などが可能です。
また、間接費配賦や部門共通原価の配賦、労務費管理、経営事項審査シミュレーションなども実現。
その他にも、外部システムからの仕訳データの取り込みや、オプションシステム・奉行シリーズとのデータ連携など、高い拡張性を実現しています。
利用者権限やログ管理をはじめ、セキュリティ機能も充実。勘定奉行i10[建設業編]で、日々の財務会計業務の効率化と、分析・集計による会計データのさらなる活用が可能となります。
建設奉行鳥瞰図


『特徴・機能』

建設業特有の会計業務を全面的にサポートするために、「工事原価」「会計」両側面の管理を実現しております。
原価管理には欠かせない、「工事原価管理」「工事別予算管理」「労務費配賦」も標準搭載しております。


工事原価管理5つのポイント
工事台帳管理 ⇒ レイアウト変更機能で自社に適した工事台帳を作成

工事台帳では、完成工事高や原価要素(材料費・労務費・外注費・経費など)のレイアウト位置を自由に変更することができるため、自社に適した使いやすい台帳の作成を実現しています。
工事台帳画面からは、請負金額・予算額などの工事情報の参照や、仕訳伝票画面にジャンプし修正することも可能です。
工事台帳
工事別予算管理 ⇒ 工事の採算性を正確に把握する予算管理

工事別の予算額を工事原価科目ごとに登録でき、さらに月別や工種別に細分化して登録することもできます。入力した予算額と実績金額との比較を工事別予算実績対比表として出力することが可能です。
工事別予算管理画面
工事原価帳票 ⇒ 豊富な工事原価帳票で収支・予算実績進捗を徹底管理

一覧表・原価報告書・原価集計表・原価推移表を、工事別・部門別に出力できます。また、“工事・部門”に加え、“発注者“という切り口で、発注者別工事一覧表の出力も可能です。
工事にかかる原価を様々な角度から管理することができるため、不採算工事を未然に把握し、迅速な意思決定にお役立ていただけます。
工事原価帳票画面
【豊富な原価帳票】

・工事台帳(工事区分、取引先別、工種別)
・工事一覧表(工事区分、工種別)
・発注者別工事一覧表(工種別)
・工事別原価報告書(工事区分別、工種別)
・工事原価集計表(工事区分別、工種別)
・工事原価推移表(工事区分別、工種別)
・工事別予算実績対比表(工種別)
・部門原価台帳 (部門グループ別、取引先別、工事別、工事区分別、工種別)
・部門原価一覧表 (部門グループ別、工事別、工事区分別、工種別)
・部門別原価報告書 (部門グループ別、工事別、工事区分別、工種別)
・部門原価集計表 (部門グループ別、工事別、工事区分別、工種別)
・部門原価推移表 (部門グループ別、工事別、工事区分別、工種別)
間接費配賦処理 ⇒ 工事共通で発生した間接費の配賦を効率化
工事共通で発生した原価(間接費)を、企業独自の配賦基準に基づき、各工事へ配賦することが可能です。配賦後は配賦仕訳が自動作成されます。
煩雑になりがちな間接費配賦を自動化することにより、業務の効率化を実現し、正確な工事原価の把握を支援します。
間接費配賦処理画面
完成振替処理・棚卸振替処理 ⇒ 完成時の工事原価への振替を自動化
未成工事支出金科目を工事原価へ振り替える「完成振替処理」、工事原価を未成工事支出金へ振り戻す「棚卸振替処理」の自動処理を実現。複数の工事が完成する場合には「完成一括振替処理」にて一括で処理が行えます。
振替処理を自動化することで、多忙な決算時期はもとより月次・四半期の財務データを正確かつ素早く作成することができます。
完成振替処理・棚卸振替処理画面



日次処理3つのポイント
仕訳処理 ⇒ 仕訳入力画面は直感的で使いやすい機能と操作性を実現
仕訳入力画面では、リアルイメージによる見やすい画面と、キーボードタッチを中心とした直感的な操作性を実現しています。
建設業特有の「工事」「工種」「取引先(業者)」といった管理項目の多い仕訳入力も、便利なショートカットや定型仕訳など充実した入力支援機能により、効率的でスムーズな仕訳処理が可能です。また、1:1仕訳を素早く入力できる帳簿形式の入力画面も搭載しています。
さらに伝票への付箋機能により、伝票検索や抽出への活用が可能となります。
仕訳処理画面
元帳処理 ⇒ 入力した仕訳のチェック作業を効率化
元帳では、諸口内訳や指定した勘定科目のマスター情報(補助科目・部門・取引先・工事・工種)など、多くの情報表示ができるため、日々の入力した仕訳の確認作業を効率化します。
元帳画面から仕訳明細画面にドリルダウンし、そのまま修正も可能です。
また、元帳を発行または画面表示する勘定科目・補助科目をパターン登録することも可能です。その他、元帳画面上で付箋のメモ内容の確認や修正も行えます。
仕訳伝票リスト ⇒ 入力した仕訳明細の一覧確認に便利
仕訳伝票リストは、日々の仕訳明細内容を一覧でチェックするのに便利な帳票です。大量の仕訳から目的の仕訳を抽出できるよう、細かな集計条件の指定が可能です。
例えば、当日に入力した仕訳のみの抽出、入力した担当者別の抽出、外部システムから受け入れた仕訳のみの抽出なども行えます。仕訳リストの印刷を行う前に、一覧画面で内容のチェックができ、気になる仕訳については仕訳処理画面にジャンプし、そのまま修正も可能です。




月次処理の3つのポイント
合計残高試算表 ⇒ ジャンプ機能で金額の追跡確認が可能
合計残高試算表では、勘定科目をダブルクリックもしくはジャンプボタンを押すことで、内訳表や元帳、さらには仕訳伝票までジャンプすることができ、詳細なデータの確認・修正・追加・削除を行うことができます。
ドリルダウンで気になるデータの発見から修正までの作業をスムーズに行うことが可能です。また、勘定科目の並び替えや、合計科目の追加が自由に行えます。
さらに、合計残高試算表では様々な集計条件を指定でき、任意の集計期間や、「工事」「工種」「工事区分」での絞り込みが可能です。
もちろん、部門グループや部門での絞り込みも行えます。これにより、工事期間や工事種類を加味した損益把握などを行うことができます。

合計残高試算表画面
日計表・内訳表・集計表・一覧表 ⇒ 会計データの確認に便利な管理帳票が充実
日計表や科目別内訳表、部門別集計表をはじめ、簡単なボタン操作で集計・印刷が可能な各種管理帳票を豊富に搭載しています。科目別や部門別、取引先別など、会計データを様々な角度から集計・確認いただけます。
資金繰り実績推移表 ⇒ 資金繰りの実績推移を把握
資金繰の実績を月次推移で把握することが可能です。資金繰明細表にジャンプし、資金繰項目ごとの内訳金額を確認することも可能です。資金収支の流れを把握するだけでなく、投資の判断や調達など、先を見据えた資金の有効活用を支援します。



決算処理3つのポイント
決算報告書 ⇒ 自社に適した形式で決算報告書を作成可能
決算報告書は、貸借対照表・損益計算書・完成工事原価報告書・販売費及び一般管理費明細書・株主資本等変動計算書・個別注記表を作成できます。
作成形式は勘定式・報告式を選択でき、帳票タイトルも自由に変更が可能です。集計形式では当期・二期間を選択でき、年次決算はもちろん四半期決算・中間決算・月次決算などの出力が行えます。
複数科目の要約や決算報告書に印刷する見出し項目名称の変更も可能です。
決算報告書画面
キャシュフロー計算書 ⇒ キャシュフロー計算書を簡単に作成可能
資金の流れを把握するキャッシュ・フロー計算書を簡単に自動作成します。キャッシュ・フロー計算書画面からドリルダウンしていくことができ、勘定科目の金額が、どのキャッシュ・フロー項目へ調整されているかを仕訳明細単位まで追跡・確認することが可能です。
消費税申告書 ⇒ 申告書作成業務を効率化、そのまま税務署に提出可能
そのまま税務署に提出可能な消費税申告書を作成することが可能です。
仕訳データを基に税区分ごとの集計を自動で行うので煩雑な申告書作成業務を効率化いただけます。提出用のOCR用紙への直接印刷はもちろん、白紙へのカラー(モノクロ)印刷も可能。
また、確認用の税区分明細書や科目別税区分集計表なども出力できます。




集計・分析2つのポイント
推移表・対比表 ⇒ 月次推移や前年同月対比などで傾向を把握
科目別・部門別・補助科目別に、月次推移表や前年同月対比表を出力します。
推移表では過去10年分の年次推移や、月次・四半期・中間期単位で自由な期間を指定した推移表を作成することが可能です。また、残高と発生を同時に集計でき、構成比・前月比の表示も可能です。
また、各帳票ではボタン操作でグラフを簡単に作成することができます。
経営分析・ABC分析 ⇒ 戦略的な経営管理を支援
経営分析では、年度別・月別に「収益性」「安全性」「生産性」の視点から経営分析指標の把握を簡単に行うことができます。また、ABC分析も可能なため、例えば完成工事高に応じた取引先のランク分けを、グラフで可視化し把握することが可能です。



Sシステム2つのポイント
労務費配賦処理 ⇒ 作業時間に応じて、労務費を各工事へ自動配賦
作業日報に入力された、各工事での作業時間をもとに、給与支給額や法定福利費などの労務費を各工事に配賦することが可能です。作業日報は、社員別の入力・プロジェクト別の入力の2通りの入力が可能です。また、配分の基準となる「作業時間」や「労務費」はCSVデータで受け入れることもできます。
労務費配賦処理画面
出力様式登録 ⇒ 管理・分析用の科目体系で帳票出力が可能
制度会計上の科目体系とは別に、管理・分析用の自由な科目体系を作成できる「出力様式登録」機能を搭載しています。複数の勘定科目を集約した合計科目の追加や、勘定科目の自由な並び替え、管理会計科目名の追加などが行えます。
合計残高試算表や部門集計表をはじめ、多くの帳票にて制度会計上の集計とは別に、管理・分析用の科目体系での集計が可能です。
科目体系画面

合計試算表画面
仕訳伝票予約 ⇒ 仕訳のスケジュール予約で入力漏れを防止
定期的に発生する仕訳伝票や取引予定を、あらかじめスケジュール設定して登録しておくことが可能です。予定日には、勘定奉行i10[建設業編]の起動時に、予約伝票の確認画面が自動起動し、そのまま本伝票として登録することができます。
仕訳の入力忘れを防ぐことができる便利な機能です。



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